もし今、あなたが下記のように感じていたら、コーチングを受ければ前が開けるかもしれません。

自分自身だけでは、解決できなさそうな課題や目標を抱えている
しかも、既に知人やコンサル、先生(ティーチャー)などに相談したが、それでもなんだかモヤモヤしている

しかし、

コーチングという言葉は耳にするけれども、実際どういうものなの?よく分からない

という声もよく伺います。

そこで、コーチングとは、その意味や受けるとどのような効果が得られうのか、コーチングの資格ってどういうものがあるのかについて、触れていきたいと思います。

コーチングの意味(定義)や歴史

まず、コーチングとはどういうものなのか、その意味(定義)や歴史に触れたいと思います。

コーチングの意味(定義)

コーチングは、国際コーチング連盟(ICF)というアメリカの組織が下記のように定めています。

コーチングとは、思考を刺激し続ける創造的なプロセスを通して、クライアントが自身の可能性を公私において最大化させるように、コーチとクライアントのパートナー関係を築くことです。

対話を重ね、クライアントに柔軟な思考と行動を促し、ゴールに向けて支援するコーチとクライアントとのパートナーシップを意味します。

国際コーチング連盟(ICF) Japan HP引用

これだけ読んでも、なかなか分かりにくい部分はあると思いますが、分かりやすい言葉で言い直すと

コーチがクライアントの思考や行動に刺激するような問いをかけることで、クライアント自身の思考や行動の可能性を広げ、リミットを超えて行くパートナー関係

と言えるかと思います。

コーチングの歴史

コーチングは、元々1500年代に生まれた言葉で、Coach(馬車)が語源となっています。

馬車が、乗客を目的地まで連れて行ってくれることを助ける
という意味と同様、
コーチングも、クライアントの目的達成のサポートをする、という意味で使われるようになりました。

その後、教育、スポーツの現場で多く使われるようになった言葉ですが、1950年代には米州欧州にて、コーチングに関する出版物、養成機関、国際コーチング連盟(ICF)の誕生が続きました。

日本では1990年代に日本初のコーチ養成機関ができ、
はじめは「個人がよりよい人生を送るには」、という視点でのコーチングを学ぶ人が多かったですが、

次第に、企業でのマネジメントや、人材育成といった組織におけるコーチングの活かし方、という視点が着目されるように変化しました。

現在、個人向けコーチングは当然ありますし、

企業内での上司と部下による1 on 1(ワンオーワン)コーチング/ミーティング、企業内でコーチングを活かした組織改革という視点でのコーチングも増えてきています。

コーチングと、ティーチングやコンサルティング、カウンセリングとの違い

では、コーチングは、他のティーチング、コンサルティング、カウンセリングとはどのように違うのでしょうか。

ティーチングやコンサルティングとの違い

ティーチングやコンサルティングは、ティーチャー(先生)やコンサルタントが、クライアントに対してアドバイスや答えを教えるという点が特徴的です。

一方で、コーチングは、コーチとクライアントとの対話の中で、あくまでクライアント自身が目標や課題に対する答えを見つけていくという前提が違います。

カウンセリングとの違い

カウンセリングは、どちらかというと今クライアントが抱えている問題や課題に対して、過去の事象や体験を振り返りながら対話をし、解決を図っていくものです。

クライアントの心の状態がマイナスで、精神分析、心理療法といったことが必要になるケースもあります。

一方、コーチングは、現在から未来に向けて、クライアントがどうなりたいのか、その目標や課題解決に向かってサポートをするという点が大きく違います。

コーチングを受けるとどのような効果が得られるの?

では、コーチングを受けると、どのような効果があるのでしょうか。

外に出るパフォーマンスの変化

コーチングを受けると、クライアントが持つ目標や課題について、具体的にどのように行動していけば良いのかが明確化するという点があげられます。

そして、実際にその行動を起こすことで、目標達成に近づけるという効果があります。

NORIKO

実際、私は自分のキャリアの方向性を具体化したい、という目標があり、6回の継続コーチングを受けた後にその目標を達成したかったのですが、その結果
・これまでの過去のキャリアの棚卸し
・価値観を書き出す
・周りから見た自分の印象ヒアリング
・10年後の未来にどうなっていたいかを書き出す
といった行動を実行し、どういう方向性に自分が向かっていけば良いのかが明確化(!)できました。

内面の変化

次に、コーチングならではの効果として、自分自身の内面の変化があげられます。

これは、コーチングを通して、

自分ってこういう人間なんだ
自分ってこういう価値観を大事にしたかったんだ
自分ってこういうことを仕事/キャリアで実現したかったんだ

といったような、自分自身への理解自己理解が深まるということが大きな効果として見えてきます。

そしてその結果、悪い自分も良い自分も、自分の一部だとして「受け止める」ことができ、結果として
自己肯定力が高まる
自信に繋がる

といった効果も期待できます。

私自身、継続コーチングを受けていく中で、自分が大事にしたい価値観を洗い出すことができました。
また、産後、自分の社会的価値を見失いそうになっていた時があったのですが、自分の良いところ、強みといったところにコーチがフォーカスしてくださったことで、弱い自分も認めながら今では前よりも自分に対する自信が格段に持てるようになったのは事実です。

コーチングの資格について

最後に、コーチングの資格にはどのようなものがあるのか、触れたいと思います。

国内の資格

コーチングについて、国内では、国家資格の位置づけとなる資格は存在しません。

各コーチングスクールがそれぞれ設けたコーチングの資格が存在し、そこでの認定資格を各コーチが取っているという位置づけになります。

そして、後ほど触れる、国際資格を統括しているICF(国際コーチング連盟)が認定するプログラムを提供しているコーチングスクールなのかどうか、という点も、どのコーチングを受けるのかという判断をする場合、大事になります。

NORIKO

私は、銀座コーチングスクール(GCS)にてGCS認定コーチ、という資格を持っています。
また、GCSでは、ICFが認定するACSTHプログラムを提供しており、そちらのトレーニングを完了しております。

国際資格

国際コーチング連盟(ICF)が認定している資格があり、3つのレベルがあります。

ACC(アソシエート認定コーチ)、PCC(プロフェッショナル認定コーチ)、MCC(マスター認定コーチ)です。

NORIKO

現在、私はACCの資格申請が終わったところで、現在結果待ちの状態です、、!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

コーチング、という言葉を聞いたことがあっても良く分からない、という方、もしこちらを読んで少しでも理解が進んでいただけたら嬉しいです。